日本の歴史ある観光地を行く

湯河原は、隣の温泉地、箱根とはうって変わり、しっとりと落ち着いた雰囲気の温泉地です。

湯河原の歴史

湯河原は、隣の温泉地、箱根とはうって変わり、しっとりと落ち着いた雰囲気の温泉地です。相模湾を望み、三方を箱根外輪山、伊豆・熱海の山々に囲まれ、一年を通じて温暖な気候の風光明媚な観光地です。特に2月中旬〜3月上旬にかけては、湯河原梅林の約2000本の紅梅と白梅が見頃となり、まるでピンクのじゅうたんを敷き詰めたような美しい光景になります。毎年「梅の宴」というイベントも開催され、行楽客で賑わう季節となります。千歳川沿いに広がる湯河原温泉は、今から約1200年前に作られた万葉集に詠まれたほどの古湯で、明治中期からは閑静な趣が好まれ、多くの文人が訪れました。古き良き時代の面影を今に伝え、どこか雅な趣が漂う湯河原温泉は、静養地として親しまれているのです。湯宿にのんびり滞在するのもいいものですが、日帰り温泉施設や万葉公園内には巨大な足湯施設もあるので、気軽に温泉に親しむのも魅力です。温泉街は湯河原駅からやや離れた千歳川沿いに広がっていて、昔ながらの日本旅館が多く、情緒ある風景を醸し出しているため、別名「東京の奥座敷」、「さがみの小京都」などと呼ばれています。